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NHK連続テレビ小説「ひまわり」の再放送


静岡の弁護士の若狹です。

最近、NHKで再放送をしている朝ドラの「ひまわり」を録画視聴しています。
放映は1996年で、ピチピチ(死語)のブレイク前の松嶋菜々子さん主演、主題歌の「DREAMING GIRL」は山下達郎&松本隆の鉄板コンビです。

端的に言えば、松嶋菜々子さんが会社を辞職して弁護士を目指す話。
先週は、松嶋さんが旧司法試験の択一試験を受け終えた!というところまででしたが、試験会場の殺伐感に欠けてるな~とは思いました(NHKの朝ドラであんな重苦しい空気をリアルに出されてもイヤでしょうけど笑)。

さて、ドラマを見ていて気になる(ある意味面白い)のはやはり時代ギャップで、普通の会社の面接で面接官がスパスパ煙草を吸ってフロアが煙でモクモクだったり、24歳の女性相手に女性は結婚したら普通仕事を辞めるよねえ?まさか仕事続けないよねえ…?という雰囲気に誰も疑問を呈していなかったり(上司からは結婚か仕事かどちらか選べと半ば強要され、「オールドミス」「ハイミス」なんて単語も飛び交います)、25年前の当時は自分も子供だったですが一般社会はこんな感じだったんですねえ。
通信事情一つとっても、松嶋さんの帰省先の福島の家電話宛に上司(浅野ゆう子さん)からたいして緊急ではない電話がかかってくるなんて嫌すぎる…笑!

まもなく始まるであろう司法修習編も個人的には要注目です。設定上法学部卒とはいえ松嶋さんの司法試験勉強期間は半年もないはずですが、作劇の都合上、まさか司法試験浪人編はやらないでしょう笑。
司法試験に合格すると、司法修習という研修期間(今は1年。当時は2年のはず)があり、その後に裁判官・検察官・弁護士になる前に俗に言う「二回試験」という卒業試験的な試験があるのですが、ちゃんとそこまで描写してくれるかしら?最終回は「司法修習も終わって弁護士になったよ! ~そして●年後~」的な展開でしょうか。
しかし、気ばかり若いつもり(松嶋さん側の立場のつもり)でいますが、ドラマの登場人物的には奥田瑛二さん演じる弁護士さんとキャリアがそんなに変わらないという現実に向き合うと時の流れの早さがしみじみ嫌になっちゃいますねえ。