よくあるご質問

12. 清算価値保証の原則とは?


大雑把に言うと個人再生では破産したときの配当見込みよりも多くの返済をしなければならないということです。
資産を持っていないと安易に決めつけるのは危険です。保険に解約返戻金が多くあればそれも加算しなければなりません。
住宅ローン残額が少ないときは特に注意が必要です。住宅ローンが残り数百万円程度になっていたとき、土地建物の評価が1000万円を超えるときにはその差額も加算することになります。そうすると最低弁済額を大きく超えた返済を3年から5年でしなければならないことになります。場合によっては再生計画を組めないこともあります。
したがって、清算価値保証の原則の確認は重要です。